COLUMN 時の図書館 福岡伸一

カンパノラのオーナーであり、エヴァンジェリストを務める生物学者・福岡伸一氏が、「これだけは読んでおきたい本」にフォーカス。それぞれの本が現代を生きる私たちに示唆するものは何か、単なる知識ではなく、現代を生きるための知恵=教養に変えるためにどうやって自分の中に「時間軸」を構築すべきか、解き明かします。

福岡伸一
Shin-Ichi Fukuoka

福岡伸一(ふくおか しんいち)

生物学者。1959年生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授、米国ロックフェラー大学客員研究者。サントリー学芸賞を受賞した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)、『動的平衡』(木楽舎)など、“生命とは何か”を動的平衡論から問い直した著作を多く発表。『ツチハンミョウのギャンブル』(文藝春秋)、『ナチュラリスト:生命を愛でる人』(新潮社)などの随筆や、フェルメールに関する著作も多い。2015年にスタートした読書のあり方を考える「福岡伸一の知恵の学校」で校長を務める。

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